お知らせ : 第21回公開講演会 - 緑の地球と共に生きる -
投稿者: kankyoadmin 投稿日時: 2015/5/25 12:07:32 (1189 ヒット)

第21回公開講演会
- 緑の地球と共に生きる -
日時:2015年6月19日(金)午後1時半〜5時
会場:京都工芸繊維大学センターホール(入場無料)

web要旨集:http://environ.kit.ac.jp/files/2015_kouenkai.pdf
(学内からのみダウンロード可能です。学外からの参加者の方は当日会場で配布いたします。)

開会の挨拶  京都工芸繊維大学副学長 森迫 清貴

1.「都市温暖化と植物の役割」

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 教授
半場 祐子
略歴
1993年 京都大学大学院農学研究科農業工学専攻修士課程 修了
1996年 京都大学大学院理学研究科植物学専攻博士課程 修了
1998年 岡山大学資源生物科学研究所(現:資源植物研究所) 助手
2004年 京都工芸繊維大学生物資源フィールド科学教育研究センター, 助教授
2007年 京都工芸繊維大学生物資源フィールド科学教育研究センター, 准教授
2012年 京都工芸繊維大学・大学院工芸科学研究科 教授(応用生物学部門)

要旨:日本においては近年夏の高温化が進行しており、特に都市部でその傾向は著しい。日本の7月の電力消費量は1968年から2004年までに6倍近くに増加しており、さらに電気料金の値上げが相次いでいることから、特に夏の省エネルギーにつながる夏の高温を緩和する技術が強く求められている。また、大気汚染濃度の増加や高温化は中国等の新興工業国でも深刻化しており、高温を緩和し、大気汚染物質の減少に資する技術に対するニーズは大幅に高まっている。街路樹は、大気汚染物質の吸収や捕捉、緑陰形成による路面の照り返しや温度上昇の防止などの多くの効用と機能を持ち、都市の良好な生活環境維持のために重要な役割を担っている。講演では、都市温暖化の現状を紹介し、温暖化を緩和するために街路樹を含めた植物をどのように有効利用できるのか、その可能性を探る。

2.「地球温暖化防止に貢献するCO2地中貯留技術」
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)准教授
辻  健
略歴
2007年 東京大学大学院理学系研究科 博士課程修了
2007年 (独)海洋研究開発機構 ポストドクトラル研究員
2007年 京都大学大学院工学系研究科 助教
2012年 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 准教授
2014年 CO2貯留部門長

要旨:CO2回収・貯留(CCS: Carbon dioxide Capture and Storage)は、発電所といったCO2の大規模排出源においてCO2を分離・回収し、1000mより深い地中に貯留する技術である。CCSは、近未来的にCO2を削減できる点で注目されている。また日本周辺だけでも、1000億トン以上のCO2を貯留できる地層があると推定されている。この量は、日本の総CO2排出量の100年分以上に相当し、非常に大きなポテンシャルがあることが分かる。既に海外では、CCSプロジェクトは多く実施されており、CCSによるCO2の削減が始まっている。国内では、平成28年からCO2の貯留を開始する苫小牧CCSプロジェクトがあり、日本初の大規模プロジェクトとして注目されている。本講演では、CCSの現状と、安全にCO2を地中貯留するための技術、また課題について紹介する。

閉会の挨拶  京都工芸繊維大学環境科学センター長 柄谷  肇


主 催 京都工芸繊維大学環境科学センター
Home Page Address http://environ.kit.ac.jp/

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